2024年 03月 20日
京都に暮らしていると、今まで教科書とか本でしか読んだことがない場所や行事が生活のそばにあって、ふいに目の当たりにするものですから、じんわり血脈がざわつきます。 特に今年は、源氏物語が大河ドラマで「光る君へ」が毎週画面に登場し、それに関連した記事がWebを賑わしているので、街を歩いて「ここが光源氏の…」とか「藤原道長の…」とか表示された看板に遭遇すると、今更ながら京にいるのだなと実感します。 源氏物語のブームにのって、地元嵯峨嵐山文華館で「よきかな源氏物語展」が開催されています。 ご覧のように、きらきら今風なデザインが意外にもマッチして、日本美術に疎遠な若い世代にも受け入れられそうなテイストです。 相関図では、登場人物をアニメのキャラクターのようにデザインしています。もしかすると、当時の人々も、キャラを想像しながらわくわくしたかもしれませんね。 光源氏の誘いに上京する明石の君が、都の真ん中に住まうことをためらいこの地に一時留まったときの邸宅がありました。 と言っても物語ですから、そのモデルになった邸宅があった、ということになります。
光源氏もこの館に来ていることを想像すると、都の真ん中と嵐山の位置関係や意味合いが実感として理解できて、また血がじんわりと熱くなります。
by kbkceo
| 2024-03-20 14:52
| 京都に住まう
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