2023年 12月 21日
「はじめから国宝、なんてないのだ」発売と、HPリニューアルを記念して、久しぶりにブログもアップ。 街を歩いていると、独特なタッチの動物たちに出会います。 三条商店街を歩いていると、そのタッチのゾウたちが。 あまりにも独特なタッチなので、すぐ覚えてしまいました。写真にとれなかったのですが、鯉が描かれている運送車が目の前を走り去りびっくりしたことも。 あ、山科の高齢者施設のロビーにもあった! 「京都は、このタッチに支配されている?」 それにしても誰?ということで調べてみると「木村英輝」という作家による作品たち。 通称「エーキン」というそうで、つまりは土佐の地で、血みどろの歌舞伎看板絵などで有名な「絵金」を意識しているのですな。 青蓮院にも蓮の絵を奉納されているようで、そういえばそうでした、と思い出しました。 このような作家のスタンス、大好きです。
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by kbkceo
| 2023-12-21 07:02
| 京都に住まう
2023年 05月 11日
時々、京都の独特な交通ルールというか、慣習を紹介してますが、結構目立つのが、律儀に赤信号を守ること。 どんな短い横断歩道でも、どんなに車が来なくても、赤信号は渡らない。 これは、東京人にはちょい苦痛である。 東京人が特別せっかちなわけではない。合理的なのだ、と思う。車が来ていないなら、時間が無駄だから渡ってしまう。それだけだ。 車が来ているのに、急いで走って渡るのと違う。 京都でそのことを目の当たりにしても、しばらくは気にしないで東京スタイルを貫いていたのだが、最近はなんか渡らなくなっている。 待っている人たちの視線を感じるからだ。 みっともない、余裕がない、などと言っているような視線を感じる。 本当は、京都の人も渡りたいけど、牽制し合って渡れない、という感じさえする。 とは言え、すっかり京都に染まっている息子に聞くと、「なんで渡る必要があるん?」と切り返されて、反論できなかった。 #
by kbkceo
| 2023-05-11 07:51
| 京都に住まう
2023年 04月 12日
京都市内には、けっこう歩道橋がある。 東京では渋谷の大歩道橋以外、次々と撤去されて、今は珍しい存在だ。いや、渋谷の歩道橋も整備され、2階にある大通り、という感じだ。 京都の歩道橋は大きな交差点でかけられていて、時には横断歩道がない場合もあるので、使わざるをえない状態だったりする。 場所によってはスロープがあり、自転車を押しながら行き来する。しかし、上がってしまうと、自転車に乗る人がほとんどだから、危ないったらない。 特にお年寄りには過酷だ。 バリアフリー化が進む大都市の中で、やはり京都は遅れている。こういうところに、財政難が見え隠れする。 あと、けっこう不潔だったりする。端っこに埃の塊が苔むしてたりする。 掃除せずに無理やり消毒しようと、時にきつい消毒液を散布するのだろう、かなりの薬剤的異臭がする時も。 遺産を大切にする街だとしても、これは景観的にもイマイチ。近代遺産にもならないな。 #
by kbkceo
| 2023-04-12 09:50
| 京都に住まう
2023年 04月 02日
嵯峨嵐山と二条の間に、円町というところがある。 前にも紹介したが、現在の二条駅は今の感覚だと西よりだが、かつて東西の真ん中であった。 「えん」と言う発音から、「艶」が想像され、なるほどそういう街だったのか、と思っていたのだけども、違っていた。街のまん真ん中で、歓楽というのも確かに違う。 何となく目にた記事で、円町の「円」が、旧字では「圓」となり、人を意味する「員」の字を囲むことから、「囚」と同じ意味なのだ、というのを見た。 ついでに、処刑場もここらへんだという。街中で晒して戒めるとでもいうのか。何とも殺伐としている。 円町を歩いていると、天神川が通りと交差して、いかにも、という空間がある。 風もないのに、背筋が寒い。 #
by kbkceo
| 2023-04-02 10:19
| 京都に住まう
2023年 03月 07日
私の住んでいる右京区、ちょっと足を伸ばして北区をぶらりしていると、こんもりとした緑の塊があって、脇には小さな看板があるので確認すると、天皇や親王、内親王の墓だったりする。 (白河天皇のお墓。なんと小学校の中にある) 考えてみれば、天皇も今は126代目というから、その兄弟などと考えたら、今日の町中、そんな大きな墓だらけでも不思議はない。 (媞子内親王は、白河天皇の第一皇女。この墓、けっこう大きな通りに面している) 天皇のお墓といえば、仁徳天皇陵のような広大なものを思い浮かべるが、そこは火葬されている例もあるので、東京にあるような「これって本当に公園なの?」というくらい狭い小広場くらいの墓だったりする。 (花山天皇のお墓。北野白梅町をぶらりとしてたら、遭遇) もちろん立ち入ることはできないが、茂る緑が目に優しく、ある程度は公園的メリットもある。 何よりも、ここは京なのだ、としみじみ思わせる格別さがある。 #
by kbkceo
| 2023-03-07 17:34
| 京都に住まう
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